西播

  • 印刷
細く、白く輝くそうめんを箸でより分ける作業=宍粟市一宮町西深
拡大
細く、白く輝くそうめんを箸でより分ける作業=宍粟市一宮町西深

 播磨特産の手延べそうめん「揖保乃糸」の製造作業が、冬の厳しい冷え込みとともに最盛期を迎えている。兵庫県手延素麺協同組合(たつの市)の約400軒が集まる西播磨3市2町では、製麺所の従業員らが春先まで忙しい日々を過ごす。

 厳選した小麦粉と食塩水をこね合わせた生地を熟成させ、ねじりを加えた後で管に掛け、数十センチの状態から少しずつ延ばしていく。最終的には高さ2メートルにして屋内乾燥させることで、均一で細く、コシのあるそうめんとなる。揖保乃糸の製造工程は全工場で統一され、品質が維持されている。

 宍粟市一宮町西深の木下製麺所では、連日深夜から仕込み作業を始め、午前6時ごろから乾燥作業に進む。代表の木下道行さん(46)は「今年は気温の急激な変動が少なく生産は順調。安定して高品質な商品を届けられる」と胸を張った。

西播
西播の最新
もっと見る
 

天気(9月10日)

  • 32℃
  • 27℃
  • 50%

  • 31℃
  • 24℃
  • 60%

  • 35℃
  • 28℃
  • 50%

  • 35℃
  • 26℃
  • 50%

お知らせ