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署長感謝状を受け取る佐伯隆太さん(左)と笹倉健史さん=福崎署
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署長感謝状を受け取る佐伯隆太さん(左)と笹倉健史さん=福崎署

 特殊詐欺の被害を防いだとして、兵庫県警福崎署はローソン市川町西川辺店でアルバイトをしている市川高校2年、佐伯隆太さん(17)と同店に署長感謝状を贈った。

 佐伯さんは1月5日夕、10万円分の電子マネーカードを購入しようとした60代の男性に「何に使うのですか」などと声をかけ、男性が「パソコンの修理代に使う」などと答えたため特殊詐欺を疑い、110番。被害を未然に防いだ。

 この件を含め同店は今年に入って2件の特殊詐欺被害を防いだという。2021年以降では計6件になり、従業員への防犯指導で多大な貢献をしたとして、同店オーナーの笹倉健史さん(47)が感謝状を受け取った。

 笹倉さんは従業員への初期教育で特殊詐欺防止に力を入れており、「電子マネーカードを購入しようとする客に対して、何に使うのか、使い方は分かるのかを尋ね、不審な点があれば110番するよう指導している」という。

 同署によると神崎郡3町でも特殊詐欺の相談件数は増えており、笹倉さんは「市川町唯一のコンビニ店で1件でも被害をなくせたことは誇り」と話し、佐伯さんは「自分が犯罪を防げたことはすごくうれしい」と話していた。

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