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新たに加わった楯岩城の3DCG
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新たに加わった楯岩城の3DCG

 兵庫県の播磨地域の山城を3Dのコンピューターグラフィックス(CG)で再現するスマートフォン(スマホ)向けアプリ「西播磨の山城へGO」に、太子町の楯岩(たていわ)城が加わった。楯岩城の追加で、配信を予定していた西播磨4市3町の7城が全て出そろった。現地でスマホをかざすと、拡張現実(AR)でより詳細な城の再現図を楽しむことができる。

 山城を観光につなげようと、西播磨県民局や各市町などが取り組む「西播磨山城復活プロジェクト」の一環。アプリは2019年度、佐用町の利神城から作成を開始した。21年度までに、感状山城(相生市)▽篠ノ丸城(宍粟市)▽龍野古城(たつの市)▽白旗城(上郡町)▽尼子山城(赤穂市)-の3DCGを配信している。

 追加された楯岩城は、赤松則弘が1334~38年ごろに築いたとされる。その後、赤松満祐が起こした「嘉吉の乱」(1441年)で落城。再び赤松一族が居城にしたが、天正年間(1573~92年)初期に羽柴秀吉によって滅ぼされた。

 アプリでは、楯岩城の3DCGを360度回転でき、ズームも楽しめる。本丸のほか、現在も山道に残る巨大な岩石「磐座(いわくら)」なども再現。城の由来となった巨石が盾のように並ぶ様子や、尾根の上に二の丸、三の丸が広がる大規模な山城だったことが確認できる。

 アプリのダウンロードはホームページ「西播磨の山城」から。無料。ダウンロード済みの人はアプリを更新すると楯岩城のデータを利用できる。西播磨県民局県民交流室TEL0791・58・2116

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