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コンクリート壁の隙間から生える「ど根性桜」=佐用町佐用
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コンクリート壁の隙間から生える「ど根性桜」=佐用町佐用

 兵庫県佐用町佐用の尾崎裕章さん(75)宅の裏手にあるコンクリート壁から桜の木が育ち、花を咲かせている。思わぬ場所から春の訪れを告げており、尾崎さんは「ど根性桜」と名付け、成長を見守っている。

 「あれ、何やあの花」。3月22日、尾崎さんが何げなく庭を見渡すと、庭の草木より高い位置に薄いピンクの花が咲いていた。近づくと、約5メートルの高さにある壁と壁のわずかな隙間から桜とみられる木がにょきっと生えていたという。

 コンクリート壁は土砂災害を防ぐ目的で造成されたものといい、別の箇所から雑草が生えたことはあったが、木が生えたのは初めてという。「この生命力はすごい。このまま成長してほしい」。尾崎さんは目を細めた。(真鍋 愛)

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