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勝ちどきを上げる四十七士役の女性=赤穂市内
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勝ちどきを上げる四十七士役の女性=赤穂市内
晴天の下、春の義士祭の女人義士行列に参加した女性=赤穂市内
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晴天の下、春の義士祭の女人義士行列に参加した女性=赤穂市内
晴天の下、春の義士祭の女人義士行列に参加した女性=赤穂市内
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晴天の下、春の義士祭の女人義士行列に参加した女性=赤穂市内

 赤穂義士を祭る赤穂大石神社(兵庫県赤穂市上仮屋)とお城通りで9日、女性が主役となる「春の義士祭」があった。討ち入り装束の女性が四十七士に扮する「女人義士行列」をメインに、地元の上仮屋獅子舞や傘踊りなどのパレードが披露され、城下町が華やいだ。

 12月14日にある「赤穂義士祭」の義士行列参加者は史実に従い、男性のみ。「女性も義士行列をしたい」との声を受け、同神社が2004年に春の義士祭として始めた。雨やコロナ禍で中止が続いた後、今年5年ぶりに開かれた。

 県内外から応募した女性たちは大石内蔵助役を先頭に練り歩き、特産の塩を見物客らに配った。塩を城に運ぶ様子を再現した「御塩道中」もあった。

 市民劇団アルティスタで活動する網干美樹さん(同市)は「5年前は雨で中止となり、待ち遠しかった。内蔵助役を初めて務め、背筋が伸びました」と笑顔を見せた。

 手話サークル「ハンドフレンズ」のメンバーと参加した女性(57)は「みんなと行進できて気持ちが良かった」と汗を拭った。関西福祉大看護学科2年の学生(19)は「また行事に参加して、地域を盛り上げたい」と喜んだ。(坂本 勝)

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