環境省レッドリストで絶滅危惧2類に指定されているユキモチソウが、兵庫県宍粟市山崎町で生えているのが見つかった。国内でも限られた場所にしか自生しておらず、県内でもこれまでに知られているのは1カ所のみ。ただ専門家によると「人の手で植えられた可能性もある。自生しているかどうかは、詳しく調べないと分からない」という。(村上晃宏)
ユキモチソウはサトイモ科テンナンショウ属。仏炎苞(ぶつえんほう)の中にある付属体の頭が、雪のように白く軟らかいことから名付けられた。県のレッドデータブックでは、絶滅の危機にひんする「Aランク」とされており、分布場所は非公表となっている。
宍粟市内でユキモチソウを発見したのは、「宍粟50名山ガイドクラブ」の八木偉行(よしのぶ)さん(78)=同市。今月10日午後、同町内の山を巡っていたところ、道路脇の斜面に生えているのを見つけた。周囲を見渡すと、計六つのユキモチソウが生えていた。
高さは約20センチ。周辺の草花と調和しながらも、りんとした存在感を放つ。中には互いに向き合って花を咲かせる愛らしいものもあり、八木さんは「たたずまいに品がある」と絶賛する。
県立人と自然の博物館(三田市)の高野温子主任研究員(植物分類学)によると、ユキモチソウは種子や花粉の分散能力が高くないため分布域が狭い。「自生であれば間違いなく希少」と話すが、園芸植物としても流通しているため、人の手で植えられたり、種をまかれたりされた可能性も否定できないという。
「県内2カ所目の自生地」と断言できない結果に、八木さんは「宍粟の豊かな自然環境を示す証しになると思ったけど…」と少し残念そう。それでも「愛らしいユキモチソウを見守っていきたい」と目を細めた。

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