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氷ノ山で芽吹くチシマザサのタケノコ「スズコ」=養父市大屋町横行
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氷ノ山で芽吹くチシマザサのタケノコ「スズコ」=養父市大屋町横行

 「スズコ」の名前で親しまれるチシマザサのタケノコが、兵庫県最高峰・氷ノ山(標高1510メートル)の斜面で芽吹いている。訪れた人たちはうっそうとした林の中をかき分け、地面から10センチほど顔を出した初夏の味覚探しに夢中。収穫の最盛期は今月末まで。

 チシマザサは標高千メートル前後の高地に群生するササの一種。スズコはシャキシャキとした歯ごたえが人気で、ゆでたり焼いたりして食べる。

 同県宍粟市の岡本豊さん(68)は約30年前から、スズコを採取するため氷ノ山に入る。ほふく前進のように姿勢を低くし、チシマザサの間を抜けながら探索。注意深く目を凝らすと、冬の眠りから目覚めたかのように芽吹くスズコがあちこちに見られた。岡本さんは「探す時は無心になって良い気分転換。宝探しみたい」と笑う。

 スズコは宍粟市内の「道の駅みなみ波賀」と「道の駅はが」で、500グラム350円前後で販売している。道の駅みなみ波賀TEL0790・75・3999

(村上晃宏)

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