防災意識の普及に尽力したとして、福崎町消防団が2023年度の「防災功労者・内閣総理大臣表彰」を受賞した。地元の小学校と連携した訓練や保護者らへの心肺蘇生法の指導など、地域に根差した取り組みが評価された。浅井信人団長(43)は「身近な大人の頑張る姿を子どもたちに見せ、地域を守る大切な役割を伝えていきたい」と語った。(喜田美咲)
この表彰は、率先して防災体制を整備したり、有事の際に目立った活動をしたりした個人や団体が選ばれる。本年度は全国の個人11人と37団体が選ばれた。同消防団は、防災思想の普及部門で受賞した。
























