市内小中学校全教職員が、いじめ問題について学んだ人権教育研修会=相生市文化会館なぎさホール
市内小中学校全教職員が、いじめ問題について学んだ人権教育研修会=相生市文化会館なぎさホール

 2023年3月に相生市立中学2年生の男子生徒=当時13歳=が自殺した問題を受け、昨年夏に開かれた「いじめ防止サミット」で出た提言の生かし方などを考える人権教育研修会が、市文化会館なぎさホール(同市相生6)で開かれた。市内全小中学校の教職員ら約160人が参加し、サミット後の取り組みの成果などを共有した。(豊田 修)

 同サミットは昨年8月に催され、市内の児童生徒代表と教員らがいじめ撲滅に向け「相談しやすい環境をつくって」など、先生や親、市、自分たちへの提言を出し合った。その後、提言を基に各校の児童生徒が「いじめのない学校」へ向け、さまざまな取り組みを進めている。