19日の外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=157円台前半を付けた。約1カ月ぶりの円安ドル高水準。
東京外国為替市場の午後5時現在は前日比81銭円安ドル高の1ドル=156円73~75銭。ユーロは54銭円安ユーロ高の1ユーロ=183円49~53銭。
日銀が金融政策決定会合で追加利上げを決めたと午後に伝わった直後、円安が進行した。日銀の植田和男総裁の会見中にも円が売られる場面があった。
植田総裁は利上げを継続する方針を示したが「市場は事前の想定より、さらなる利上げに慎重姿勢だと受け止めたようだ」(外為ブローカー)との声があった。
























