福崎町山崎の国登録有形文化財「旧小国家住宅」の母屋に、だしを楽しむ料理店「旬の玉手箱 あまみ」がオープンした。県産食材を中心に使い、彩り豊かなランチや天ぷらとワインを味わえるディナーを提供。店主の片柳裕氏さん(49)は「人と体に優しい味を堪能してほしい」と話す。(喜田美咲)
■目にも楽しい「玉手箱ランチ」、ディナーは完全予約制
同住宅は江戸時代の庄屋跡で、1871年の「播但一揆」で農民の身代わりとなり処刑された小国鐵十郎(てつじゅうろう)の生家。敷地内の建物は維持管理を目的に貸し出されており、診療所跡と長屋門では飲食店やアロママッサージ店が営業している。