今は亡き、愛する人と「語り合って」もらう電話ボックスが6月、相生市の民家にできた。折り紙作家の三木豊さん(93)=同市旭3=が、妻との死別を機に自宅の庭に設置した。東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県大槌町で、遺族と犠牲者をつないだ「風の電話」をモデルにした。市街地の道路に面しており、だれでも使える。「喪失を一筋の希望に変えうる空間。悲しみを受け入れ、ゆっくりと一歩を踏み出してほしい」と願う。(佐藤健介)

■愛する人との別れ、語って癒やして