夏休みを学童保育で過ごす子ども向けの弁当を用意する留学生ら=神戸市兵庫区、子ども食堂「コロコロおむすび」
夏休みを学童保育で過ごす子ども向けの弁当を用意する留学生ら=神戸市兵庫区、子ども食堂「コロコロおむすび」

 神戸市内の外国人留学生が地域活動に汗を流している。市内のNPOが実施する給付型奨学金プログラムの選考の一つで、兵庫県内で中学2年生が行う「トライやる・ウィーク」の留学生版。学び続けるため参加者は真剣そのもので、新型コロナウイルス感染対策の規制が緩和された昨春以降、留学生が急増する一方で働き口は少なく、不安定な生活が続いている。