兵庫県は、8月1日時点の推計人口が537万5204人となり、前月比で1563人減ったと発表した。減少は3カ月連続。転入者数が転出者数を上回る275人の「社会増」となったが、死亡者数が出生数を上回る1838人の「自然減」だったため。

 県内49市区町(神戸市は区別集計)のうち、42市区町で人口が減った。減り幅が大きいのは神戸市北区(151人減)、姫路市(150人減)、神戸市垂水区(149人減)、同市西区(133人減)だった。

 一方、増加したのは7市区町。明石市(184人増)、伊丹市(155人増)、神戸市兵庫区(86人増)、同市中央区(59人増)の順に増え幅が大きかった。神戸市全体では460人減った。また、社会増が最も大きかったのは伊丹市の211人だった。

 7月の出生者数は2984人、死亡者数は4822人。転入者数は1万6024人、転出者数は1万5749人だった。(金 慶順)

8月1日の世帯数

 244万3501

(前月比+934)

7月の動き(人)

出生2984

死亡4822

転入1万6024

転出1万5749