神戸経済同友会の次期代表幹事に、川崎重工業(神戸市中央区)執行役員の鳥居敬氏(60)が就く見通しであることが11日、分かった。三井住友銀行系のシステム開発会社さくらケーシーエス(同)顧問の神原忠明氏(64)の後任となる。代表幹事は2人制で、神戸新聞社会長の高梨柳太郎氏(69)とコンビを組む。
2026年5月の定時総会で正式に選任する。任期は2年。代表幹事は2人のうち1人を地元企業の経営者、もう1人を川重、神戸製鋼所、三井住友銀行の大手3グループが持ち回りで担っている。
鳥居氏は1988年に川重入社。主に総務・人事・広報部門を歩み、総務部長やコーポレートコミュニケーション部長などを歴任した。現在は執行役員総務本部長兼コーポレートコミュニケーション総括部長。同友会では常任幹事を務めている。(横田良平)
【とりい・たかし】埼玉大経済学部卒、神戸大大学院経営学研究科修士課程修了。88年川崎重工業。人財開発部長などを経て18年理事、22年から執行役員。神戸市灘区出身。
























