兵庫県立尼崎総合医療センターの藤原久義名誉院長らが、県内の急性心筋梗塞などの入院患者数を県受動喫煙防止条例施行後の2013年度から7年間調べたところ、神戸市内で約3割減った一方、同市以外では横ばいか逆に増えていたことが分かった。別の調査結果で神戸市内では同条例の認知度が高かったといい、藤原名誉院長は「条例は認知度を高めてこそ効果が出る」と指摘する。
■他の地域では1割増
兵庫県立尼崎総合医療センターの藤原久義名誉院長らが、県内の急性心筋梗塞などの入院患者数を県受動喫煙防止条例施行後の2013年度から7年間調べたところ、神戸市内で約3割減った一方、同市以外では横ばいか逆に増えていたことが分かった。別の調査結果で神戸市内では同条例の認知度が高かったといい、藤原名誉院長は「条例は認知度を高めてこそ効果が出る」と指摘する。
■他の地域では1割増