兵庫県警の「勤務規程」に明記されている生理休暇
兵庫県警の「勤務規程」に明記されている生理休暇

 体力勝負というイメージが根強く、今も「男性社会」と指摘される警察。女性の採用数は増加傾向だが、全体の1割程度にとどまる。そんな組織で女性警察官は「生理休暇」を取れているのだろうか。兵庫県警に取材すると、意外にも近年、取得率が急増していた。

 県警の規定では、生理休暇は電子申請で1回当たり3日間まで取れる。回数に制限はなく、休暇中の給料は満額支給される。