神戸市須磨区の須磨海水浴場が11日、海開きした。あいにくの梅雨空だったが、海の家は既に営業を始めており、ライフセーバーの準備も万全。関係者らはシーズン中の安全と盛況を祈っていた。
海の家は5店舗が営業。市が今年から最長の営業時間を2時間延ばし、午後9時まで可能となった。酒の持ち込みや飲酒が禁止のエリアも2カ所設置される。
6月には近くに新水族館「神戸須磨シーワールド」がオープン。海水浴客も増加が見込まれ、ライフセーバーの花山昇さん(63)は「小学校低学年ぐらいまでの子にはライフジャケットを着用させ、保護者が目を離さず、事故なく楽しんでほしい」と話していた。
同日、同市垂水区のアジュール舞子海水浴場も海開きした。両海水浴場とも8月25日まで開設。遊泳時間は午前9時半~午後5時。
神戸地方気象台によると、13日からの3連休も神戸は曇りか雨の予報。近畿地方の平年の梅雨明けは7月19日ごろという。7月~8月上旬の気温は平年よりも高い見通し。(森下陽介)

























