兵庫県内12選挙区の立候補者は、計56人(うち女性13人)で確定した。現行の小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降で最多となった。最少だった前回(38人)から一転し、野党の積極的な擁立姿勢により激戦区が増えた。
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党派別の内訳は、自民党9人▽立憲民主党8人▽日本維新の会12人▽公明党2人▽共産党11人▽国民民主党1人▽れいわ新選組1人▽参政党7人▽みんなでつくる党1人▽無所属4人。
自民は前職9人を公認。派閥裏金事件に絡み、党員資格停止中の9区前職は無所属で届け出た。公明は2、8区で前職が立ち、与党で事実上の完勝を目指す。
野党は前回の共闘関係が崩れ、立民は1、6区の前職と新人6人を擁立。前回、候補者を絞った共産は、5区を除く11選挙区に新人を立てた。両党は7選挙区で競合する。
国民は立民と選挙区をすみ分け、3区で唯一、元職を擁立した。
前回、9人が当選(比例復活を含む)し、躍進した維新は、公明が牙城としてきた2、8区を含め、初めて全選挙区に立て、党勢拡大を狙う。
れいわは前回に続いて8区に立て、参政は7選挙区に新人を擁立。みんなは8区に新人を立てた。
56人のうち、比例近畿ブロック(定数28)との重複立候補は、自民7人▽立民8人▽共産1人▽維新12人▽国民1人。
(山岸洋介)
























