女子中学生が刃物で刺され重傷を負った事件が起きた直後の現場付近=2015年5月、姫路市内
女子中学生が刃物で刺され重傷を負った事件が起きた直後の現場付近=2015年5月、姫路市内

全面否認見据え、信用性に照準

 「情緒が不安定というか、浮き沈みがある。浮いているときは話すけど、沈んだら話さない」

 姫路市で2015年、女子生徒が重傷を負った飾磨事件で、勝田州彦(くにひこ)容疑者(45)と向き合った捜査員の印象だ。「話したからといって、その内容が合っているのか、間違っているのかも全く分からない」

 当時、女子生徒を刺したことを認め、凶器の刃物を「ナイフ」と説明。「自宅近くのため池に捨てた」との供述で捜索したが、見つからなかった。ポリグラフ検査では「畑に捨てた」との反応が強く出たという。

 兵庫県警は加古川市での未解決事件を特に念入りに調べた。関与の有無をポリグラフ検査で探ったが、全く反応しない。取り調べでもうかがわれない。