阪神・淡路大震災の発生時刻の12時間前に黙とうを捧げる市民ら=16日午後5時46分、神戸市中央区、東遊園地
阪神・淡路大震災の発生時刻の12時間前に黙とうを捧げる市民ら=16日午後5時46分、神戸市中央区、東遊園地

 6434人が亡くなり、3人が行方不明となった阪神・淡路大震災は17日、発生から30年となる。追悼行事「1・17のつどい」がある神戸・三宮の東遊園地では16日夕、発生時刻の12時間前となる午後5時46分に市民らが黙とうをささげ、犠牲者をしのんだ。

 会場では、ボランティアらが竹灯籠や紙灯籠を使って「よりそう 1・17」の文字をかたどり、16日夕には「よりそう」の部分に火がともされた。

 また、昨年1月の能登半島地震の発生時刻である午後4時10分にも、敷地内にあるガス灯「1・17希望の灯り」の周辺で黙とうがささげられた。同地震で被災した石川県七尾市や輪島市などからも参加があった。

 七尾市で被災し、現地で避難所運営に携わった男性(70)は「神戸のために祈りをささげました。神戸と能登で復興への道のりは異なると思うが、能登のことが忘れられないようにしたい」と話していた。

 会場の灯籠は17日早朝に再び点灯し、地震発生時刻の午前5時46分に合わせて参加者が黙とうする。(杉山雅崇)