兵庫県芦屋市は28日、介護報酬を不正に受け取ったとして、芦屋市打出町の介護サービス事業者「nomane(ノマネ)」に対し、6カ月間の新規受け入れ停止と介護報酬3割減の行政処分を行ったと発表した。不正受給した約1147万円に介護保険法に基づく4割を加算した約1606万円の支払を命じた。
市によると、不正があったのはグループホーム「metoo(メイト)芦屋」(同市打出町)で、2023年4~12月までの間、配置が必要な介護計画を作成する担当者を置かず、介護報酬を不正に請求していた。同年5月に市の指導を受けた後も配置せず、虚偽の勤務記録を提出し続けた。
同年11月に市が監査に入り、タイムカードの調査や聞き取りなどを行い、介護保険法に違反していることが分かったという。(土井秀人)
























