生徒と一緒にNIEの授業に参加する小川洋子さん(左)=西宮市立浜脇中学校
生徒と一緒にNIEの授業に参加する小川洋子さん(左)=西宮市立浜脇中学校

 NIE(教育に新聞を)活動の意義を考える「第30回NIE全国大会神戸大会」が今夏に神戸市で開かれるのを前に、西宮市在住で芥川賞作家の小川洋子さん(62)が30日、同市宮前町の浜脇中学校で、新聞を教材として活用する授業を見学した。生徒自らが選んだ新聞記事を貼って感想を書き込む「NIEノート」の発表風景などを見たほか、記事に関して生徒と話し合う場面もあった。(安福直剛)

 小川さんは7月31日、8月1日開催の同大会初日に記念講演する。NIEの取り組みに熱心な学校の現場を見てもらおうと、大会を主管する神戸新聞社などが依頼して実現した。