政務活動費(政活費)の不正流用問題を巡り、業務上横領罪などで在宅起訴された元尼崎市議の光本圭佑被告(46)の裁判が3月16日に神戸地裁で始まることが、地裁への取材で分かった。起訴内容について、被告の認否が注目される。
地裁によると、初公判の後、同27日に証人尋問を行う予定という。
起訴状などによると、光本被告は2019年1月~21年9月、当時所属した会派「日本維新の会」で幹事長を務め、政活費として交付された預金などを管理。偽造した領収書や請求書を添付して経費支出書を会派職員に作成させた上、議会事務局に提出し、会派名義の口座から引き出された現金計約200万円を着服したとされる。
また、領収書に記載された「デビットカード」の欄に丸印を書き足したなどとして有印私文書変造・同行使罪でも起訴された。
一連の問題は22年6月、議会事務局の調査で発覚。神戸地検は23年12月に在宅起訴した。
市議会は、立件されていない2件の不明朗支出を対象とした調査特別委員会(百条委員会)を24年に設置し、昨年3月に報告書をまとめた。政活費の運用マニュアルを改訂し、全議員と経理責任者・支出決定者の研修を義務付け、前払いや現金払いを厳しく制限した。被告は昨年3月に議員辞職した。(金 旻革、竜門和諒)

























