被災建物の写真と映像制作時の資料写真などが並ぶ企画展。内覧会で河田恵昭センター長(右)に三池敏夫さんが解説した=人と防災未来センター
被災建物の写真と映像制作時の資料写真などが並ぶ企画展。内覧会で河田恵昭センター長(右)に三池敏夫さんが解説した=人と防災未来センター

 阪神・淡路大震災30年に合わせた特別企画展が26日から、神戸市中央区の人と防災未来センターで始まる。開館時から来場者向けに上映する震災再現映像で美術監督を務めた三池敏夫さん(63)=東京都=にスポットを当て、制作時の写真や図面などを43枚のパネルにして展示する。25日の内覧会で三池さんは「震災で何が起きたかをきちんと描こうと取り組んだ。生涯忘れられない仕事」と振り返った。