新幹線の利用客で混雑するJR新神戸駅=3日午前、神戸市中央区加納町1(撮影・大田将之)
新幹線の利用客で混雑するJR新神戸駅=3日午前、神戸市中央区加納町1(撮影・大田将之)

 ゴールデンウイーク(GW)後半の4連休が始まった3日、旅行や帰省ラッシュが本格化し、各交通機関は混雑のピークを迎えた。JR新神戸駅も朝から、上下線ともスーツケースや大きなリュックサックを抱えた家族連れらで混み合った。

 JR東海によると、東海道新幹線は東京発のぞみの指定席が午前中はほぼ満席に。山陽新幹線では3日午前11時半すぎ、西明石-姫路間で、走行中だったのぞみの運転士が異常音に気付き、一時運転を見合わせるトラブルもあり、約1万6800人に影響した。

 スカイマークによると、神戸空港は出発便が3日、到着便は6日が混雑のピークと予想。高速道路は4日も引き続き渋滞が予想され、名神高速道路上り線が4日午前に大津市付近で最長30キロ、神戸淡路鳴門自動車道下り線も同日午前、淡路市の川井谷トンネル付近で最長30キロの渋滞を見込んでいる。