【ソウル共同】韓国の尹錫悦前大統領の妻、金建希被告=あっせん収財罪などで公判中=を巡る疑惑を捜査する特別検察官は29日、最終捜査結果を発表した。尹氏が大統領選候補に決まった2021年11月以降、金被告は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や他の企業関係者などから計約3億7700万ウォン(約4100万円)分の金品を受け取ったと明らかにした。
特別検察官は金被告が大統領配偶者の地位を利用し、金品を受け取って政府や当時の与党の人事や公認候補選定に介入したと指摘。「歴史の本で見るような官職の売り買いに没頭し、不法に国政へ介入した」と糾弾した。























