神戸学院大(神戸市中央区)は2日、2月に実施した2025年度一般入試で、日本史の問題に出題ミスが1カ所あったと発表した。この影響で18人が追加合格となった。入学や転学部などの希望を聞き取り、対応するという。
同大によると、出題ミスがあったのは2月1日実施の入試で、法学部や経済学部など計8学部9学科の試験の選択科目として計466人が受験した。
第2次世界大戦後のインフレに関する四つの説明から「適切でないもの」を一つ選ぶ問題で、正答になる項目が二つあった。5月上旬に出版社から指摘を受けて判明した。入試前の学内の確認では見逃していたという。
同大は配点3点を受験者全員に加点し、合否判定をやり直した。別出願で合格して同大に通う学生11人と、他大学への進学など同大に在籍しない7人が合格となった。また当初の合格者のうち、学費で優遇措置のある特待生も2人追加された。ともに同大には進学していないという。(鈴木雅之)



 
          
         
           
       
       
       
       
      














 
          


 
           
         
        



