立候補者らの話を聞こうと集まった支持者ら=3日午前、神戸市中央区
立候補者らの話を聞こうと集まった支持者ら=3日午前、神戸市中央区

 参院選が公示された3日、全国屈指の注目選挙区となった兵庫選挙区(改選数3)には、自民党総裁の石破茂首相と公明党の斉藤鉄夫代表が相次いで入り、早速街頭でマイクを握った。

 過去最多に並ぶ13人が立候補した同選挙区。再選を目指す自民現職が第一声をあげた神戸市中央区の東遊園地では、危機感をあらわにした応援演説が続いた後、石破首相が登壇。「物価高で生活に苦しむ方々に今年中にはお金が行き渡るようにする。給付金は収入の低い人などに重点的に支払うものであり、ばらまきでも何でもない」と訴えた。

 自民と連立を組む公明の斉藤代表は、同市西区の市営地下鉄西神中央駅前で支持者を前に「全国一の激戦区。ここしか第一声の地はない」と訴えた。

 「参院選は物価高を乗り越える選挙だ」と宣言し、公約に掲げる減税と現金給付の意義を強調した。

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