稲刈りをするコンバインのそばで餌を探すコウノトリ。秋の恒例の風景となっている=23日午後、豊岡市内
稲刈りをするコンバインのそばで餌を探すコウノトリ。秋の恒例の風景となっている=23日午後、豊岡市内

 日本の空から絶滅した国の特別天然記念物コウノトリを、人が育てて増やし、再び野に放った2005年の初放鳥から24日で丸20年となる。5羽から始まった挑戦は、野外での繁殖に毎年成功。今年は全国13府県で54ペアから145羽が巣立ち、23日現在で558羽に増えた。