クライマックスシリーズ仕様に張り替えられ、マジック6が点灯した尼崎中央三丁目商店街のボード=尼崎市神田中通3
クライマックスシリーズ仕様に張り替えられ、マジック6が点灯した尼崎中央三丁目商店街のボード=尼崎市神田中通3

 15日からプロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージが始まるのに合わせ、「日本一早いマジック点灯」で知られる阪神尼崎駅前(兵庫県尼崎市)の尼崎中央三丁目商店街で、アーケードに掲げているボードをクライマックス仕様とし、試合数と同じマジックナンバー「6」が点灯した。

 商店街が一体となって阪神を応援しようと、2002年に同商店街振興組合がアーケードにオリジナルのボードを設置。開幕前に残り試合数「143」を点灯させ、阪神がリーグ優勝を決めた翌日の9月8日からは「0」となっていた。

 同組合の寺井利一理事長(64)は「DeNAの勝ち方に勢いがあるが、阪神がCSを突破して、商店街の盛り上がりにつながればうれしい」と話した。近くに住む女性(60)は「阪神が日本一になるように応援します」と笑顔だった。(潮海陽香)