犯罪被害者とその家族らを支える公益社団法人「ひょうご被害者支援センター」(神戸市中央区)は11月1日、同市中央区山本通4の県立のじぎく会館でシンポジウムを開く。「被害者支援の足跡と裁判記録の廃棄」をテーマに、被害者支援を巡る制度の成り立ちや課題、裁判記録の意義などについて考える。
第1部では、同センター理事長の井関勇司弁護士と、1997年の神戸連続児童殺傷事件遺族の土師守さんが登壇し、被害者支援の歩みについて講演。第2部では、重大少年事件の記録が廃棄された問題について、神戸新聞社報道部の霍見真一郎デスク兼論説委員が経緯や問題点などについて紹介し、井関弁護士、土師さんらと意見を交わす。
午後1時半~4時半。無料、先着150人。同センターのホームページ上にある申し込みフォーム=QRコード=から事前予約が必要。同センターTEL078・362・7512(竜門和諒)