トランプ米大統領が創設したSNS「トゥルース・ソーシャル」のアプリのダウンロード画面=2024年3月(AP=共同)
 トランプ米大統領が創設したSNS「トゥルース・ソーシャル」のアプリのダウンロード画面=2024年3月(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】トランプ米大統領が創設した交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」を運営する米トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)は18日、核融合開発を手がける非上場のTAEテクノロジーズと合併すると発表した。株式交換による取引で、評価額は60億ドル(約9千億円)超。2026年半ばの取引完了を見込む。

 人工知能(AI)開発競争の激化で電力需要が急増する中、将来の成長分野への布石とみられる。トランプ政権は原子力や核融合の活用を推進しており、SNS企業の異色の事業転換となる。