「実際の睡眠状況を把握するためには脳波測定が有効」と話す柳沢正史教授=神戸市中央区東川崎町1
「実際の睡眠状況を把握するためには脳波測定が有効」と話す柳沢正史教授=神戸市中央区東川崎町1

 健康や病気の予防について考える「予防医学フォーラム」(主催=兵庫県予防医学協会、神戸新聞社)が、神戸市中央区東川崎町1の神戸新聞松方ホールであった。睡眠研究の第一人者で、ノーベル賞候補にも名前が挙がる筑波大の柳沢正史教授(65)が「睡眠の謎に挑む-健やかな睡眠から始まるウェルネス」と題して講演し、「『寝る間も惜しんで働く』はナンセンス」と睡眠の重要性を訴えた。