兵庫県は30日、姫路市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが確認され、殺処分したニワトリ24万2410羽について、全ての焼却を完了したと発表した。県は発生を確認した16日から20日までに殺処分を済ませ、19日から播磨地域の複数の焼却施設で処理を続けてきた。
県は養鶏場に残るふんや飼料を処理し、鶏舎を消毒するなどの防疫措置を21日に終えており、周辺で異常がなければ、1月1日に卵やニワトリの持ち出しを禁じる搬出制限区域(半径3~10キロ圏内)を解除し、同12日に移動制限区域(同3キロ圏内)を解除する。合わせて周辺の消毒ポイント計4カ所も順次解消する。(若林幹夫)























