カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を建設するため、万博跡地の隣でクレーンによる工事が進む=大阪市此花区の夢洲
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を建設するため、万博跡地の隣でクレーンによる工事が進む=大阪市此花区の夢洲

 延べ2500万人以上を集めた大阪・関西万博が閉幕し、半年が過ぎた。会場となった夢洲は、大屋根リングの解体も進み、あの熱狂が幻のよう。だがその向こう側では、巨大クレーンがひしめき合う。また何かが始まろうとしている。

 158の国と地域が参加した祭典。今や多くのパビリオンが解体、移設されるなどして更地となった。爆発的な人気となった公式キャラクター、ミャクミャクのイラストが、往事の面影を残している。

 夢洲では、2030年秋ごろに統合型リゾート施設(IR)の開業が予定されている。ホテルや劇場、会議場などに加え、日本初解禁となるカジノが入る。民間と計画を進める大阪の府市は、年間約2千万人の来訪を見込む。

 夢の跡地で、築かれゆく未来。この国と地域にどのような効果をもたらすだろうか。(笠原次郎)