「日本旅行案内」の翻訳を発表した近江美佐さん(右)と田村昭治さん。外国人が書き残した淡路島の記録に関心を寄せる=洲本市下加茂1
「日本旅行案内」の翻訳を発表した近江美佐さん(右)と田村昭治さん。外国人が書き残した淡路島の記録に関心を寄せる=洲本市下加茂1

 明治時代のお雇い外国人が著した日本旅行ガイドに、淡路島の風物が書き残されている。元淡路文化史料館長の田村昭治さん(94)=洲本市=は30年ほど前、神戸市立図書館が所蔵する原著を複写。それを翻訳家の近江美佐さん(61)=洲本市=が訳し、淡路地方史研究会の会誌「あわじ」最新号で発表した。2人は「淡路島には明治期から外国人を魅了する文化や景観があったのだろう」と当時に思いをはせる。(内田世紀)