世界文化遺産・国宝姫路城(姫路市本町)周辺で開かれている第76回姫路お城まつりは23日、恒例の歴史体感パレードを迎えた。千姫ら姫路ゆかりの姫君に扮した「輿入れ行列」をはじめ、あでやかな着物や古式ゆかしい衣装を身にまとった一行が城下町を彩った。
千姫は徳川家康の孫で、姫路城主だった本多忠政の嫡男忠刻に嫁いだ。輿入れ行列は名城を望む大手前通りで行われ、市の魅力を発信する「姫路お城のアンバサダー」の女性3人が千姫らになりきって登場。国内外の見物客に笑顔を振りまいた。
続いて、江戸時代中後期の姫路藩を治めた酒井家の衣装や道具を再現した「姫路大名行列」が開演。総勢約70人が左右同じ側の手脚を動かす「ナンバ歩き」を披露した。これまで行列は一方通行だったが、今回初めてUターン行進を行い、ナンバ歩きの動きから解放された演者たちは、観衆に手を振りながら来た道を戻った。
お城まつりは1948年、先の大戦で焼失を免れた姫路城を復興のシンボルに始まった。最終日の24日は、城に近い大手前公園などで第25回ひめじ良さ恋まつりがあり、フィナーレを飾る。(有島弘記)























