飛行機の前に立つ岩本益臣さん(岩本博臣さん提供)
飛行機の前に立つ岩本益臣さん(岩本博臣さん提供)

 旧日本陸軍で最初の特攻隊「万朶隊」の隊長だった岩本益臣大尉は、爆撃の名手で、優れたパイロットだった。一方で、爆弾を抱えた飛行機で艦船に体当たりする特攻に反対を唱え、部下に生還を命じたことでも知られる。終戦から81年。高砂市に住む息子の博臣さん(83)は「あの時代に生きて帰ってこいと言えたのは、人として立派なことだったと思う」と話す。(森 信弘)