バレーボールの大同生命SVリーグの女子は13日、各地で行われ、今季開幕戦を迎えた大阪マーヴェラス(大阪M、JTマーヴェラスから改称=練習拠点・兵庫県西宮市)は大阪市住吉区のOHS住吉スポーツセンターで東レアローズ滋賀と対戦し、3-2で白星スタートを決めた。
大阪Mは期待の大卒ルーキー宮部愛芽世(尼崎市出身)が体調不良で欠場。第1セットを18-25で落としたが、第2セットで取り返す。パリ五輪代表の林琴奈が投入直後にサービスエースを決めれば、ベルギー代表歴がある新戦力のリセ・ファンヘッケが得点を積み重ね、26-24で競り勝った。
第3セットも接戦となり、大阪Mは23-25で失ったが、第4セットに入ると、ファンヘッケと主将の田中瑞稀を中心に攻め立て25-18。勝負の第5セットも田中が活躍し、最後の3連続得点で15-13としてチームに開幕星をもたらした。
【大阪マーヴェラス】1956年、専売茨木の名称で誕生。前身のVリーグ1部(V1)の優勝回数は3回(V・プレミアリーグを含む)を数え、昨季はV1準優勝。黒鷲旗の優勝は5回、皇后杯は1回。今季発足したSVリーグ参入に伴い、JTマーヴェラスから大阪マーヴェラスに名称変更。練習拠点は引き続き、西宮市内の自前体育館を使っている。