A代表初選出を自ら祝う一発となった。5日のJ1リーグ湘南戦で、神戸のFW宮代大聖(25)が左足でゴール。東アジアE-1選手権の日本代表に選ばれた2日後、足元の高い技術で今季リーグ8点目を奪った。
1-0の後半3分。右サイドで佐々木大樹の縦パスをトラップして前に抜け出し、ゴール前で中に切り返して1人をかわすと、冷静にGKを見ながらもう1人のスライディングを避けるように左足を振り、左隅に突き刺した。
前日に「代表に選ばれようが選ばれまいが、やることは変わらない。自分のプレーにフォーカスする」と勝利を誓った背番号9。貴重な追加点で、日の丸にふさわしい実力を示した。