チャリティーマッチを盛り上げた三浦知良(左から3人目)ら=2日、ノエビアスタジアム神戸(撮影・小林良多)
チャリティーマッチを盛り上げた三浦知良(左から3人目)ら=2日、ノエビアスタジアム神戸(撮影・小林良多)

 30年分の思いが詰まった濃密な60分間となった。神戸の歴代OBが深紅、白黒縦じまという新旧のユニホームを前後半で交換してプレー。名助っ人、ボッティさんやレアンドロさんらが決めてファンを沸かせたが、視線を一身に浴びた主役は「キング・カズ」だった。

 「KOBE DREAMS」の背番号11で先発出場。0-2の後半10分、「野人」岡野雅行さんがゴール前で倒され、PKを得た。「みんながすーっと引いたので」とキッカーを務め、冷静にゴール左隅へ突き刺した。