フィギュアスケート女子で、今季限りでの引退を表明している坂本花織(シスメックス、神戸学院大出身)が21日、東京・国立代々木競技場で行われた全日本選手権で5連覇を果たし、ミラノ・コルティナ五輪代表に決まった。フィギュアでは日本女子初の3大会連続出場となる。
坂本はフリーで圧巻の演技を見せて154・93点の高得点を出し、19日のショートプログラム(SP)に続いて1位となった。
神戸市灘区出身の坂本は4歳で競技を始め、中野園子コーチ、グレアム充子コーチに師事。神戸野田高校2年で平昌冬季五輪に出場し、6位入賞。北京五輪では個人銅メダル、団体銀メダルを獲得した。世界選手権は2022年から3連覇。
ペアの三浦璃来(木下グループ、宝塚市出身)木原龍一(木下グループ)組は、三浦の左肩負傷で21日のフリーを欠場した。昨季の世界選手権優勝などで、2大会連続の五輪代表入りは確実となっている。(船曳陽子)
























