ホーム最終戦で退任を表明した後、選手たちと笑顔で談笑する吉田孝行監督(右端)=11月30日、ノエビアスタジアム神戸
ホーム最終戦で退任を表明した後、選手たちと笑顔で談笑する吉田孝行監督(右端)=11月30日、ノエビアスタジアム神戸

2025年・惜別

 3連覇を目指した2025年の神戸は、出だしからつまずいた。開幕6戦で1勝。カエターノら新加入の6人はほぼ戦力になれず、けが人の続出も追い打ちをかけた。

 「戦術の前に、きょうをどう生きるかだけだった」と吉田孝行。シーズン途中に加わったエリキや永戸勝也の活躍もあり、7月には首位に立ったものの、最後は6戦未勝利の5位で終幕した。