神戸-長崎 前半、ヘディングシュートを決める神戸の佐々木=13日夜、ノエビアスタジアム神戸(撮影・風斗雅博)
神戸-長崎 前半、ヘディングシュートを決める神戸の佐々木=13日夜、ノエビアスタジアム神戸(撮影・風斗雅博)

 明治安田J1百年構想リーグ第2節第1日の13日、西のヴィッセル神戸はノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)でJ2から昇格したV・ファーレン長崎と対戦し、2-0で快勝した。前半に酒井高徳と佐々木大樹が得点。ホーム開幕戦を飾り、初戦のPK勝ちを含めて2連勝で勝ち点5とした。

 神戸の頼れる闘将がエンジン全開だ。DF酒井が公式戦2戦連発に加え、追加点をアシスト。過密日程も何のその、リーグのホーム開幕戦で勝利をもたらした。

 前半25分の豪快な先制弾は永戸の左CKから。こぼれ球をペナルティーエリアの外で待ち受け、右足を合わせた。「よくボールを見て当てられ、いい所に入ってくれた」と、ドライブがかかった強烈なボレーシュートを左上へたたき込んだ。

 42分には左足で前方へ右クロスを上げ、遠いサイドの佐々木が頭で合わせて追加点。直前、ゴールネットを揺らしながら、オフサイドで得点なしとなった後輩の今季初ゴールをお膳立てした。

 中2、3日の5連戦の3戦目。初戦で大迫、2戦目で扇原が負傷する中、神戸在籍8年目の34歳、副主将酒井はほぼフル出場で好調を維持する。

 10日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリートのFCソウル戦でも追加点。J1リーグは2年連続1得点で「なかなか点を取れるタイプでもないのでうれしい」と語っていた3日後、再び中寄りの位置から得点した。

 試合内容でも圧倒し、8年ぶりにJ2から昇格した長崎に貫禄勝ち。スキッベ監督が広島時代に得意としたセットプレーとクロスからも初めて得点し、攻撃の幅広さを示した。「誰が出ても同じようなサッカーができるように」と言う酒井が、今季も神戸をけん引する。(井川朋宏)