三冠王を射程圏内に捉える阪神の佐藤輝明内野手
三冠王を射程圏内に捉える阪神の佐藤輝明内野手

 球団初となるセ・リーグ連覇へのマジックナンバーを「4」としたプロ野球阪神タイガース。一時は泥沼の7連敗を喫するなど生みの苦しみも味わった中で、個人タイトル獲得に向けては投打の主軸がずらりと上位に並んでいる。打撃部門は佐藤輝明内野手(27)が総なめしそうな一方、投手部門は分け合う可能性も。53年ぶり2例目となる同一球団からの三冠王、沢村賞の同時受賞もあり得るペナントレース最終盤、チームメート同士によるタイトル争いからも目が離せない。(個人成績はいずれも27日現在)

 日本プロ野球機構(NPB)が表彰する打撃6部門のうち、佐藤は打率3割1分5厘、37本塁打、100打点、161安打、出塁率3割9分2厘と、盗塁を除く5部門でトップを占める。

 2022年のヤクルト・村上宗隆内野手(現ホワイトソックス)以来、4年ぶり史上9人目(13度目)の三冠王も射程圏内。阪神ではランディ・バース以来、40年ぶり、日本人としては初の快挙が目前に迫る。走攻守で総合的に活躍した野手を対象に今季新設された「長嶋茂雄賞」の初代受賞も有力視される。