ローマ教皇レオ14世(ゲッティ=共同)
 ローマ教皇レオ14世(ゲッティ=共同)

 【ルルド共同】フランスを訪問中のローマ教皇レオ14世は27日、欧州で安楽死や自殺ほう助を合法化する動きが広がる中「死をもたらすことを正常と考えることは不可能だ」と述べ、カトリック教会として反対する姿勢を改めて強調した。

 南西部の聖地ルルドで病気や障害のある巡礼者を受け入れている宿泊施設を訪れて話した。フランスでは終末期患者に対する「死への援助」を認める法が今年成立したばかり。教皇は「合法的なことが道徳的とは限らない」と訴えた。

 またローマ教皇庁(バチカン)によると、教皇は27日、カトリック教会の関係者による性的虐待の被害者7人とルルドで面会した。1人ずつ話を聴き、被害が二度と起こらないよう尽力すると明言した。