国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界ジオパーク・カウンシル(評議会)は、昨年7月にあった山陰海岸ジオパークの再認定審査について、評議会のメンバーが全会一致で再認定を決めたと発表した。今回の再認定審査では、ジオパーク内の代表的な施設近くで化石や岩石などが販売されていることが問題視されたが、評議会は販売中止に向けた取り組みを「粘り強い努力」と評価し、今後も続けるよう求めている。(阿部江利)
■教育プログラムの充実要望も
兵庫、京都、鳥取の自治体などでつくる山陰海岸ジオパーク推進協議会(事務局・但馬県民局)が25日、評議会の審査結果を公表した。