三友楼が寄贈した山本茂斗萠の日本画と、大女将の梅垣恭子さん=植野記念美術館
三友楼が寄贈した山本茂斗萠の日本画と、大女将の梅垣恭子さん=植野記念美術館

 料亭「三友楼」(丹波市柏原町柏原)が所蔵する作品を中心に、旧柏原町に縁の深い画家や彫刻家の作品を集めた特別展「柏原ゆかりの近現代作家たち」(神戸新聞社など後援)が3日、植野記念美術館(同市氷上町西中)で始まった。リニューアルオープンを記念した展示。城下町で創作活動に励んだ作家の日本画や洋画、木彫りなど109点が楽しめる。3月24日まで。(伊藤颯真)

 11月に開館30年の節目を控え、同美術館は2023年9月~24年1月末に臨時休館し、外壁の補修や、収蔵庫の増改築などをした。改修後初の企画展として、三友楼に足しげく通っていた日本画家や彫刻家ら約20人を取り上げた。