巨大なハモを大蛇に見立て、酒に酔わせて退治する「鱧切(はもきり)祭」が、丹波篠山市沢田の沢田公民館であった。地元・沢田八幡神社の神事で、「多紀の三大奇祭」の一つに数えられている。
沼地だった沢田の地には大蛇が生息し、人身御供をささげていたが「神人(じにん)」が現れ、退治したとの伝説に基づく。
氏子ら約20人が、猿田彦などさまざまな役を演じ、宴を開く中で大蛇(ハモ)が登場。主役の「鱧切人」を務めた農業飛地八省(ひじはっせい)さん(51)が、出刃包丁を手に、長さ2メートルもあるハモを持ち上げ、ひっくり返し、一刀両断する所作を披露すると、拍手がわき起こった。「伝統が続いているのはすてきなこと。務めが果たせてうれしい」と安堵(あんど)の表情を見せた。(堀井正純)
























